段ボールの美しさに魅了され、その断面を活かして扉部分に装飾をほどこしました。
舞台装置を作る際に切り取った
余った部分を使うのです。
ヨーロッパの古い建物に必ずあるレリーフを思い出すくらいの気分に酔いしれて…
そもそも、紙芝居の舞台は
何もないところでいきなり演劇が、、お話の世界が始まる訳で
その秘密めいた不思議な魔法の箱であるべきだと。
このバッグを抱えて子どもたちの前に現れる…
「一体 この人だれ? なに?
なにが始まるの?!」
という不思議なワクワク感を醸し出してくれるに違いない。
ひもを解いて 扉を開ける
紙芝居を入れる部分は、はめ込みフタ式になっています。
外して紙芝居を入れセットます。
抜き差しの構造も段ボールの厚み等を活かして構成させています。
付属品はコレだけ
紙芝居をセットした状態で持ち運ぶので、読み側のカバーと抜き差し口のはめ込み式のフタです。
開くとこんな感じ
実際の紙芝居を入れてみますーーー
↓
表側には装飾等のものは一切つけません。
紙芝居で広がるお話の世界に集中するようにします。
裏側はこんな感じ(こちらは装飾前の段階のもの)
ちゃんと舞台の頭が固定されるようになっています
「紙芝居の舞台」というと、木製の重量級の高額なものばかり
ですが、強化段ボールなどで作成されればお手頃価格にもなって、幼稚園や学校だけではなく児童施設や家庭でも
もっと気軽に紙芝居遊びが楽しめるのではないでしょうか?
「大人がやってあげる」というのではなく、
子どもが自らお話を作って演じる
というのが望ましいなぁ と感じています。
そんな応援グッズでありたいです。